サッカー部「人として成長するには・・・」
2024年度の結果
セカンドリーグ 対小松 1(0-0 1-0)0
対航空石川B 3(1-0 2-2)2
対石川県工 1(0-0 1-2)2
対金沢西 1(0-0 1-2)2
対金沢学院B 1(0-1 1-2)3
第5節終了 2勝3敗
サードリーグ 対サザン 2(0-1 2-3)4
対金沢泉丘A 0(0-3 0-8)11
対金沢二水A 0(0-0 0-1)1
対小松市立A 0(0-1 0-2)3
第4節終了 0勝4敗
総体予選 2回戦 対輪島 2(1-0 1-0)0
3回戦 対金沢桜丘 1(0-0 1-0)0
準々決勝 対星稜 0(0-1 0-8)9
2024年4月からセカンドリーグ、サードリーグでA・B共に闘っている。Aチームは、第2節まで、接戦をものにし、勝ち点をあげていたが、第3節からは、接戦で勝ちきれず、悔しい経験をしている。Bチームは、4戦4敗と苦しい闘いが続いているが、どんどん試合内容がよくなってきているので、この経験を活かし、今後の試合に期待したい・・・。
総体予選前に能登半島地震復興支援のボランティア活動をサポートする活動を和倉で行う経験をすることができた。その後、田鶴浜・穴水・門前を周り、能登半島地震から5ヶ月を過ぎた状況を実際に自分の目で観ることができた・・・。新聞やTV等の報道で見るよりも、実際に目で観た衝撃は、生徒1人1人の心に何かを感じる経験となった・・・。
震災後1月には、鵬学園サッカー部の生徒数名と合同練習を行った。
3月には、輪島高校サッカー部の生徒達と合同練習を行った。
私たちはサッカー仲間である。サッカーの本質である「助け合い協力すること」。こんな時こそ、サッカーを通じて笑顔が広がれば・・・。
そのような繋がりがあった中、総体予選抽選にて初戦は輪島高校との対戦となった。
キャプテン宮元が試合前に「自分たちを応援してくれる人たちだけでなく、輪島高校を応援している人たちにも気持ちの伝わる試合をしよう!」という声かけで、試合が始まった。
前半、互いにチャンスを作るも決めきれず、どっちが先取点を取ってもおかしくないような一進一退の攻防が続いた。そんな中残り時間3分、3年卜部のクロスを2年大形が決め、貴重な先取点を奪う。
後半も、互いに譲らず輪島も同点のチャンスを何度も作る・・・。しかし、残り5分輪島高校ゴール前で混戦となり、3年小堀が押し込み2-0。互いが力を出し切り試合終了。スタンドから両チームに多くの拍手が・・・。
3回戦の相手は新人大会優勝の金沢桜丘。
輪島高校の分も闘おう!という声かけで試合開始。金沢桜丘がロングスローやCKから多くのチャンスを作るも、チーム全員が体を張って守る。チーム全員が1つになり、金沢桜丘の猛攻をしのぎ、0-0で前半を終える。後半も同じような猛攻を受けるも、しのいでいた中12分3年吉野が相手DFの背後を突き、ドリブルシュートが決まり、待望の先取点を奪う。その後は、これまで以上の猛攻を受けるも、さらにチーム一丸となり、ゴールを割らせない。そんな中でも、攻撃のチャンスを作り、決定的チャンスを作るも決めきれなかったが、守備の集中は最後まで途切れることなく、1-0で勝利を手に入れた。チームみんなの力で手に入れた勝利。この経験を活かせる人、チームになる。
準々決勝の相手は王者星稜。失うものは何もない!チャレンジしよう!と闘った。前半は0-1とCKからの失点だけで終えた。しかし、後半に入り、星稜のギアが一段上がり、その猛攻に耐えることができず、失点を重ね0-8。0-9で試合終了。悔しい大敗を経験した。
「人として成長するには・・・」
答えはない・・・。しかし、もしあるとするならば、それは、「経験を活かす」・「経験」を「力」に変えられる人が成長できる・・・。
なぜならば、それはサッカー仲間の鵬学園サッカー部が能登半島地震からの経験を活かし・力に変えて「優勝」という「経験」をつかんだのだから。