サッカー部「みんなの心がつながった・・・」
三年生にとって最後の大会…選手権大会。
今年は、まだ公式戦未勝利。 初戦の相手は金沢泉丘。 アップ中にレギュラーの中心選手の二年生がケガをして、急遽一年生を使わないといけない緊急事態に。 でもその一年生が頑張ってくれて、前半は0-0。後半残り15分CKから3年安達が直接決めて待望の先取点! このまま1-0で終える予定が残り5分に失点。 1-1で延長戦へ。 延長後半残り3分…大活躍していた一年生が足をつった時に大ピンチに。GKと一対一になる直前にキャプテン3年濱野が退場覚悟で後ろから反則をしてしまい…退場。 残り時間をみんなで守りきり、PK戦へ…。 試合中は、2年生GK髙倉を使っていましたが、PK直前に3年生GK平床と交代…。 その平床が大活躍。1人目と7人目を止め、 5人目と7人目で決めれば勝つチャンスがありながら、外してしまい…9人目…相手が外してくれて、3度目の決めれば勝つチャンス。キッカーは、GK平床。 しっかりと決めてくれて…苦しい苦しい試合展開の中…なんとか公式戦初勝利を手にした。 チーム全員の心がつながったから勝利できた・・・。試合に出場した選手だけでなく、サブのメンバーやスタンドで応援していた部員、そして、たくさんの保護者や卒業生、そして卒業生の保護者の皆さんの心がつながった勝利・・・。
3回戦の相手は、夏の王者金沢学院。出場できないキャプテン濱野の分まで、さらに心のつながりを絆を深めて・・・。
3回戦。みんなの心は1つになっていた。前半11分カウンター攻撃から3年安達がすり抜け、待望の先取点を奪う。
王者金沢学院に焦りの色がうかがえる。チーム全員で守りカウンターを狙う時間が続いたが、前半24分と34分にCKから失点。1-2で前半を終えた。
後半も粘り強く守ってからのカウンターを狙う。しかし、後半11分、相手クロスボールを体を張って守ろうとしたがOG。19分にも、相手シュートが味方DFにあたりコースが変わり失点1-4。
交代選手を投入して、なんとか2点目を奪おうと頑張ったが、試合終了の笛が鳴り響いた。
応援席で大きな声を上げてメンバーの背中を押してくれていた中に、キャプテン濱野の姿が・・・。
試合後、部員全員の前で濱野にこの試合の感想を伝えてもらった・・・
「気持ちの伝わる試合でした。感動しました。」
勝利という結果は手に入れることはできなかったが、「みんなの心がつながった試合」であった。
涙を流す生徒もたくさんいた・・・。でも、すぐに笑顔がひろがり、清々しい空気がチームを包んでいた・・・。
この試合もたくさんの保護者、卒業生、卒業生の保護者、そして野球部の3年生が応援に来てくれていた。心から感謝申し上げます。
これからも、たくさんの方々に応援していただけるような生徒・チームなる。そのためには、みんながさらに心を成長させ、その心を強い絆でつなげていくことが大切・・・。
ここがみんなのゴールではない。新たな道へのスタートです!!